あの日の出会いが子供に夢を与えた
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2023年6月9日配信のメールマガジンの一部をこちらにも掲載します)
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こんにちは。
いろりデザイン室の武田えいこです。
私は今3人のアーティストたちと一緒にクラウドファンディングに挑戦中です。
(MAKIKO CREATION・小堀美沙紀・村田薫)
もうすでにたくさんのご支援いただき、シェアをしていただき、感謝しかありません。
この1ヶ月間、私はずっと自分に問いかけてました。
なんで私がこのプロジェクトに関わることになったんだろう。
私には、正直、この3人のような絶対叶えたいという大きな夢も、前に出て自分をもっと表現したいっていう欲望もありません。
本当にね、考えても考えても出てこないんです。
ただ純粋に、この人たちを応援したい。
なんでなんだろう?
心の奥の奥に、静かに灯る青い炎は確かにあるのです。
それがなかなか言葉にできなくて、1ヶ月間考え続けてました。
その答えが昨日見つかりました。
9歳の娘が習うダンスレッスンを久しぶりに見学しにいったんです。
体を使って自分の中にあるものを全部出しきる躍動感。
先生の言葉をくらいつくように吸収する眼差し。
時間をあやつってるんじゃないかと思うほどの集中力。
ダンスが好きで好きで仕方ないって娘の後ろ姿が叫んでました。
なに?先週見た授業参観の後ろ姿と全然違うやん!!母驚愕。
その無我夢中な後ろ姿を見ながら、あぁやられたなって思いました。
ーーー
娘が2年前ダンスを始めたのは、あるひとつの出会いからなのです。
2021年、小堀美沙紀ちゃんがクラウドファンディングをしていた時、ダンスの体験レッスンがリターンにありました。
友人がシェアしてるSNSを見て、なんとなくおもしろそうとそのリターンを買ったのがきっかけ。
それが私と美沙紀ちゃん・薫ちゃんとの初対面でした。
体験レッスンの日、急遽家にいた娘も連れて行かせてもらうことにしたんです。
本人はさほど興味なかったんですが、お留守番いやだしママについていくかって感じで。
そこで娘は出会ってしまったんです。
踊る美沙紀と薫に。
「かっこいいーーーー!!美沙紀ちゃんと薫ちゃんみたいになりたい!!なーなーママどうやったらなれんの!!お願いママ!ダンスやらせて!!!ていうか絶対やるから!!!」
見たこともないくらい目をぎらつかせて、私のスマホを勝手にとってダンス教室を自分で探し始めたのです。
ーーー
ーーー
2022年10月、私は娘を連れてパリに行きました。
パリの展覧会に出展するMAKIKOを応援しに。
学校休んでいいんかな、みんなと違うことしていいんかな、とちょっと不安そうな娘に、
「大丈夫よ、ママと一緒に行こう!」
なかば強引に連れ出したのでした。
パリでは大きな展覧会場で、世界中の人とアートを通じてコミュニケーションを繰り広げるMAKIKOの姿がありました。
それを見た娘は大好きなまきちゃんの力になりたくて、フライヤーを配り始めました。
「ボンジュール! She’s MAKIKO」
初めは恥ずかしかったけど、みんな笑顔で受け取ってくれるのがうれしくて。
日本では人見知りで、自分から話しかけるなんて大の苦手なのに。
知らない言葉だけど、それでも一生懸命さが伝わるのがうれしくてうれしくて。
その姿は、コミュニケーションに引け目を感じてる大人の私が恥ずかしくなるくらい勇敢でした。
日本から持って行った分厚いフライヤーの束が一気になくなるまで大活躍してくれました。
ーーー
ダンスを始めて、日本から飛び出してみて、娘の世界は明らかに変わりました。
「ママ、どうしたらいい?」っていつも答え探しをしていた娘が、
「友達はこう言うけど、私はこう思う」
「世界中いろんなとこを見てみたい」
「ダンスを世界中の人に見てもらいたい」
今そんなふうに自信満々に言うんです。
小学校入学した時から、毎日マスクをして、大きな声を出すことなく、行動制限され、小さな小さな世界に閉じ込められていた3年間。
でもね、世界は自分が思ってる以上に広いんだよ。
自分をもっと表現していいんだよ。
夢中になれることをやったらいいんだよ。
そこに理由なんてなくていい。
娘にそれを教えてくれたのが、MAKIKO、美沙紀、薫の3人だったのです。
私にはないものをたくさん持ってる3人。
ダンスとか、アートとか、エンターテイメントとか、生きるための必需品なのかと言われるとそんなことはありません。
だけどさ、娘に夢を与えてくれたのです。
大きな世界を見せ続けてくれてるのです。
40過ぎて、私は子供たちに、何を残せるんだろうってちょこっと考えるようになりました。
あの日の出会いが子供の世界を変えた。
私ひとりでできることなんてたかが知れてるけど、こうやって我が子に夢を与えてくれた存在。
そして、それは子供だけじゃないよね。
あなたもそうかもしれない。
大人になって夢なんて忘れかけてたけれど、
「いやいや私まだまだこんなもんじゃない」
「私ももっと挑戦したい」
「自分のど真ん中を生きたい」
って。
3人はいつも真っ直ぐすぎて、正直すぎて、情熱がありすぎる人たち。
全部「すぎる」んですけど、暑苦しいんですけど、
「夢を売る仕事」
私は応援したくて仕方がないのです。
クラウドファンディング終了まであと3日。
これが私がこのプロジェクトを3人と一緒に走ってきた結果、見えてきた答え。
最後の最後まで駆け抜けたいと思います。
どんな形でも構いません。
一人でも多くの方に知ってもらえるようシェアしていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします!!
クラウドファンディング詳細はこちらから
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