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才能がないと打ちのめされていたこと

(2023年1月18日配信のメールマガジンの一部をこちらにも掲載します)

こんにちは、武田えいこです。

今日は、以前空間デザインさせてもらったcitta cafeの席に座って、このメールを書いてます。

平日なのに超満席で嬉しいな。

私はデザイナーなので、「作ること」がメインなのですが、建物って、ただかっこいいとか、美しいだけじゃだめで、その箱を「いかに使ってもらうか」がゴール。

例えば、リノベーションをご依頼くださった建物のオーナーさんが素晴らしくアイデアや集客力のある方なら、その建物はもうそれだけで半分は成功しています。

デザイナーは、あと素敵にすればいいんですから。(このカフェはそのパターンね)

でも、そうじゃなくって、「このゴミのような古い建物をどうやって活かそう」ってところから考える場合、その場所を運営する人がキーマンになってきます。

結局、人やコミュニティを動かすことができるか、

それがリノベーションの成功か失敗かを分けるんです。

実はわたし、うちのめされてました。

というのも、私には、あれは失敗だったなぁ、、、っていう経験があるんですよね。

建物自体は、見違えるほどにキレイになって、仕上がった時は達成感いっぱいだったし、関わったみんなが満足だった。

だけど、約10年経った今、その建物がうまく活用できてるかといえば、
「あー、なんか当初思ってた感じにはなってないな。寂しい感じになってしまったな」
と前を通るたびに思うのです。

建物をきれいにすることはできる。
でも、うまく活用できるか、それはやっぱり「人」なんです。

私は、リーダー気質じゃないし、コミュニティを運営するようなキャラじゃないって自分で思ってるんで、リノベーションで建物を蘇らせることができても、その後が力不足だなぁとうちのめされていたのも事実。

ところが、最近考え方が変わってきました。
なぜなら、私の周りには、クリエイティブな方がたくさんいるから。

ここ数年のことです。
向こうから勝手に寄ってきてくれたのです。
デザイナーもアーティストもフォトグラファーもエンターティナーもコミュニティリーダーも。
あっちだー!て叫ぶ人、先頭で旗を振る人、盛り上げ役、気が利く調整役、お笑いキャラ、地図を読む人(←私)
得意分野は違えど、みんなプロフェッショナルでエネルギーに溢れてる女性ばかりです。

だから、みんなで集まって、作り上げたらなんでもできるんじゃない!?
どんな一人の巨匠よりも、おもしろいんじゃない!?って。
人にはそれぞれお役目があります。

私が今やっていることって、その仲間集めだなって思ってます。
絶対無理だと思っていたことが、意外と簡単にできそうな気がしていて。

今年も面白いプロジェクトが始まることになりました!!

ぜひ巻き込まれて下さい!!

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