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心と体が喜ぶカフェ-citta cafe

家でもオフィスでもない、女性にとっての第3の場所

citta cafe(滋賀県守山市)2020年春OPEN。
そう、これを書いてる今は、もうあれから1年以上たっている。
言い訳をすると、オープンした当初はもう頭の中が盛りだくさんすぎて、何から書いていいものか胸がいっぱいだったのだ。

確かあれは2019年の秋ぐらい。
「あ、わたしわたし、えいちゃん、チッタカフェ作るしよろしく!場所決まったし!」
依頼主の青木千草さん(株式会社CITTAの社長でCITTA手帳の考案者)から電話があった。

なんの前触れもなく、思い付いたように大きいことを言ってくる人。
しかもオレオレ詐欺のように突然の電話で。笑
でも絶対にやり遂げる人。

そんなこんなで始まったcitta cafeプロジェクト。
思いつきのようだけど、千草さんの言ってることはいつもブレがない。
「ここに、全国のCITTAファンが集まる場所を作るねん」
「ほぇー」と言いながら、私の頭の中で構想が始まった。

もちろん私もCITTA手帳の愛用者のひとり。
CITTA手帳が発売された 2014年以来、浮気したことがない。
CITTA手帳には、「夢を叶える3箇条」のひとつに「週に1度手帳タイムをとる」というお約束がある。
週に1度お気に入りのカフェに行って、手帳を書くためだけの時間を2時間とろう、そこで自分の未来を予約するのだ。

これがね、意外とここって場所がないのですよ。
だから、私的には手帳タイムをとるために週1通う、究極の場所を作ろう、そこを目指したのです。

心もからだも喜ぶ自然素材で作られた空間

citta cafeが提供するのは、シェフ美香さん(千草さんの妹)のヴィーガン料理。
化学肥料や農薬の使わない、地元の素晴らしい農家さんの雑穀や野菜本来の美味しさを引き出した料理だ。

ヴィーガン料理、、というものにこれまで馴染みがなかった私。
どちらかというと肉食、がっつり系なんですが、美香さんのお料理は、お味もボリュームも大満足。
野菜の優しさが染み渡り、がっつり食べた後もおなかに負担がない、体がすんごく喜ぶのを感じる。


「毎日ヴィーガンは無理でも、週に1度自分のからだを癒す、環境にもいい、そんな選択をしませんか?」
「手帳とお料理で心もからだも喜ぶ時間」
それがこの青木姉妹のつながる想いだ。

この場所に使った素材は、床モルタルを生かしつつ、ホワイトオークの幅はぎ材を使った家具、タイル、リネンのカーテンなど。自然素材を大切に、プリント合板などのいわゆる新建材は使っていない。

エシカルや調和を表現するパープルとグリーンをこのお店のイメージカラーに。
ロゴなどのグラフィックが映えるよう、インテリアはなるべく色をそぎ落とし、ナチュラルで落ち着いた空間を演出した。

またアクセントに黒をピリッと利かせて、大人の女性の意志、前進する力強さのイメージも併せ持っている。
入ってすぐのカウンターだけ、パープルグレーの特殊塗装でシンプルな内装に女性らしさをプラスしている。

目を引くペンダントライトは天然のブナ材で作られた伝統工芸品BUNACO。
下から覗きこむと、木の温もりを感じることができる。

元々天井が高く、3面ガラスで開放感あふれる空間なのだが、その中でもゆっくり落ち着いて過ごせるよう、一部天井を貼り、正面はタイル張りとした。

このタイル(Puddle/平田タイル)も釉薬によってできた自然の柄、周りに馴染む色なのだが独特の風合いを出している。
シェフが選んだお料理のプレートが全く同じ色で思わずガッツポーズしてしまった私です!

入り口のルーバーに、青木千草語録を英語で忍ばせておいた。
CITTAファン、わかる人にはわかるお楽しみスペースに。

ここから世界へ

奥のソファ席の上に大きな世界地図の壁画をアーティストMAKIKO CREATIONに描いてもらった。
シェフ美香さんの「ひとつのテーブルから世界がつながろう」という想い、
オーナー千草さんの「世界中にCITTAの輪を広げよう」という想い、
そしてアーティストMAKIKO CRATIONの「どこに行くかは自分で選べる、世界中どこにでも」という想いが込められている。

大きな壁画を描く上で、大胆かつ繊細な表情が出るように、ペンキ(ベンジャミンムーア)の配色は、ふたりでカラーカード付き合わせて綿密に打合せした結果選ばれた色たち。


グラデーションで光と影の道ができ、立体感がありダイナミックなペイント。
citta cafeといえば世界地図、必ずみんなこの前で写真を撮って帰る、そんなシンボルともなるアートが誕生した。

あれから1年、そして未来へつながる道

citta cafeがオープンして1年。
地元の人がゆっくりランチに訪れたり、イベントで人が集まったり、全国につながるオンライン配信の拠点となったり、もちろんひとりでゆっくり手帳を広げてお茶をする人もいる。

その光景を見るたびに、あぁ千草さんにはこのイメージが初めから(あの突撃電話がかかってきたときから)見えてたんだろうなと今さらながらに思う。

イメージができることは絶対叶う。
そしてやると決めたらやるだけ。

その姿を見て、多くの女性が魅了される。
そしてまたみんなが集まる。

・・・私もそのひとりです。
いつも間近ででっかい夢を叶えるのを見させてもらってます。

この1年、オンラインで世界中と繋がれるようになったけど、その結果わかったこと。
やっぱり本当に大切な人とは会いたい。
会って同じ空間で、同じ味、同じ匂い、同じ温度、同じ音を共有して、会話をしたい。

だから、これからも私は人と人が集まる場所、時間を生み出していきたいと。
ここに来るたびに感じて、そう手帳に書き留めるのです。

そして、私にとってもどこよりもひとりで落ち着ける場所、それがcitta cafe。
そりゃそうだ、私にとっての最高の手帳タイム空間を作ったんだから。笑

全ての女性が、家でもオフィスでもない、ひとりの女性として自分に戻れる場所。
そして、世界地図を前に、大きな夢に向かって未来への一歩を踏み出せますように。

citta cafe 滋賀県守山市
施工:リファイン守山
写真:かんばやしちあき
アート:MAKIKO CREATION
設計・デザイン:いろりデザイン室

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