いちごパフェを食べたら急にアイデアが湧いてきた
(2023年1月11日配信のメールマガジンの一部をこちらにも掲載します)
こんにちは、武田えいこです。
昨日は今年の仕事1発め、クライアントさんと作戦会議をしてきました。
これまでは、オンラインでしか繋がってなくて、リアルで初めて集合した4人のチーム会議だったのです。
ホテルのラウンジで朝10時から夜6時まで約8時間!!よくもこんなにしゃべられるよね。
行ったり来たりしながら、最後は見える形にしていく。
それが私の仕事なのですが……
デザインをするプロセス
私は、いつも頭の中にイメージがポンと湧いてきて、そのイメージがカチッとハマったら、それを色や画像に下ろしていく、言葉はその後にしぼり出す、ってやり方なんです。
これは、どこでどう習ったわけではなくて、私の頭の構造的にそうなってるんですね。
きっとクリエイティブなお仕事をされてる方でも、人それぞれ違うんじゃないかなと思います。
昨日、ご一緒したチームのひとりはライターさんで、彼女は言語が先に出てくるタイプ。
しゃべりながら毛穴で感じたことを(と彼女は表現)ひたすら言葉でアウトプット。
その隣で、私は映像をイメージング。
映画のワンシーンを切り取るみたいな感じです。
でも、ふわふわしてるうちは、これといった映像が浮かばないんです。
何かこの先にあるのはわかるんだけど、、、度数の合わないメガネをかけてる感じ。
その段階でデザインを始めても、絶対にダメで。
これだ!!ってシーンが湧くまで、ひたすら探る。
レンズのピントが合う瞬間が来るまでひたすら待つ。妥協したらあかん。
一晩寝かせることもあるし、道歩いてる時にポンって見えた光景にヒントをもらうこともあるし、誰かの放ったたった一言が糸口になったりする。
「昨日は、いちごパフェでした」
3時のおやつに、2000円のパフェを全員注文したんです。
それが想像以上にデッカくて、一同大興奮。笑
あんまい生クリームとでっかい苺をパクパク堪能したら、誰からともなく、なぜか話の流れが急に変わり、
「あれ!?今までの話、そもそも要らなくない!?」
って展開になりました。
じゃ、こっちでいこうよ。
そのために、今やるべきことは、、、ってスルスル動き出したんですよね。
朝10時からの打合せはなんだったんだい!?なんですけど、これって決して無駄な時間ではなくて、いつもオンラインやメッセージのやり取りでは見えなかった肌感覚というのをチームで共有できて、お互いモヤっとしてる共通意識もあった上で、いちごパフェに一同刺激を受ける。
味も温度も匂いも、同じ場を共有したからこそ、生まれるものがある。
やはりリアルに会うって大事だなと、しみじみ感じた訳です。
パパッとできたら世話ないんですけど、それってAIでもできることで、この一見無駄だと思える時間にこそ、見えてくる大切な核となるものが絶対にあるのです。
昨年10月にパリに行った時あたりから、私のキーワードは「体感すること」
実際にリアルに肌で感じて、表現する。
これを今年のテーマにしたいなと思ってます。
でね、「体感したい」どうせなら強烈な体感を自分にさせてあげようと思いつきまして、(時々、強烈なことをしたくなる性分なのです)今年は、今までにないぶっ飛んだことにチャレンジします。
それは、、、ダンス(小声)
ちなみに仕事には全く関係ありません。
だけど、きっと何かいい影響が出るはず。この話はまたそのうちさせて下さい!