
パケ買いの女
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こんにちは。
いろりデザイン室のえいこです。
突然ですが、
私は生まれつき、
完全に「見た目から入るタイプ」です。
どれだけ中身が良くても、
見た目がイマイチだと
テンション上がらないんです。
最近のお気に入りは、
LAMYのボールペン。

これ、
デザインはLAMYなんですが、
芯はJetstreamなんです。
Jetstreamって書き心地は
世界一だと思ってたんですけど、
デザインがイマイチでなんとかしてよ。
って思ってたら、
ドイツの名品LAMYと
コラボしたというじゃないですか!
色も好みで、
見つけた瞬間ポチってました。
書きながらニヤニヤできます。
という風に、完全に「パケ買い」の女です。
だからこそ、
私はデザインを生業にしてると思うんですが、
ここからは私と同じようなタイプの人にこそ
特に読んでもらいたいです。
こんな風に感じたこと、ありませんか?
・ノートに書いてること、何ヶ月経っても結局同じこと書いてる
・頭の中でぐるぐる考えてるうちに、やっぱやめとこって流れてしまう
・コンサルや講座を受けても、その時は「なるほど〜!」と思うけど、結局動けない
・抽象的な言葉しか浮かばなくて、結局伝わってる気がしない
これら、私は何度も何度もあります。
でも、そんな時こそおすすめしたいのが、
まだまとまってなくても、
とりあえずビジュアルとして
形にしてみること。
・プレゼン資料を作ってみる
・セミナースライドを作ってみる
・プロフィール写真にキャッチコピーを入れてみる
・ショップカードを作ってみる
それはどんな色で、
どんな形で、
どんな質感だろう。
言葉だけでは伝わらない「空気感」を、
目に見えるものにする。
まだモノになってなくても、
かっちりまとまってなくても、
とりあえず今、
ひとつ見える形にして、
誰かに見せることが、
絶対的に自分の自信になります。
とりあえずでいいんです。
そこから、育てていけばいいから。

これは私の経験談ですが、
屋号をいろりデザイン室でいこう!
と閃いて名刺を作った時。
初めて営業資料を作って
お客様にプレゼンした時。
自分のホームページを
うんうん唸りながら作りあげた時。
自分たちでペンキを塗って、
事務所を整えていった時。
そのときは正解なんて
わからなかったけれど、
見切り発車でとりあえず
目に見える形にしたからこそ、
お客様と出会えたし、
お客様のお手伝いができることになったし、
こっちに進んでいこうと道が開けた。
答え合わせができるんですよね。
クライアントさんからも、
こんな声をいただいたことがあります。
「言葉では頭の中にしかなかったものが、
作ってもらったプレゼン資料を見た瞬間に、
色も形も世界観が、一気にイメージができた。
これでようやく、自分でも
『こっちに進んで行くぞ!』
って決められました。」
こういうふうに、
「見える形になった瞬間」に
スイッチが入る方って、本当に多いです。
デザイナーの本当の役割は
先にいる相手に伝えることですが、
私がいつも意識している裏テーマは、
「あなた自身が、
自分に自信を持てるようにすること」
そして私にとって最高の瞬間は、
「さぁ、行ってらっしゃい」
と背中を押して、
送り出すことです。

最後にひとこと。
本質が大切。
わかってますとも。
でも、パッケージも大切なんです。
それはただ「かわいく見せたい」
とかじゃなくて、
「誰かに伝えるため」でもあり、
「自分自身を信じるため」でもあるから。
私がデザインでお手伝いしているのは、
そういう
「自分の想いに、自分でときめける」
ビジュアルを一緒につくること
なんだと思っています。
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