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色の世界と運命の出会い

3年に1回くらい、運命的な出会いがある。

毎日選択の連続で、
うーん、お金がない・・とか、
うーん、子供を預けるところがない・・とか、
うーん、とりくむ時間がない・・とか、

悩んでるうちは多分運命的でない。

わたしは3年前にインテリアカラーの勉強をするのに学校に行くことにしました。

思い返せばずっと色には興味があったんです。
大学生の頃から色彩検定の本だけ買ってみたものの試験は受けずじまい。
色を習いたいのよねー、誰かいい先生いないー?と周りに聞いてみるものの紹介されるのは4seasonのパーソナルカラーの先生ばかり。

なんか違うんだよなぁと思ってたところにたまたま出会ったのが色彩塾でした。わたしが行ったのは、その中のカラーシェイプアカデミーという建築カラー専門のスクールです。
説明会聞きに行って、その場で申し込みます!って申し込んだのを覚えてます。

その時、ふたり目妊娠中期。
1年半のコースのど真ん中に出産予定。
先生には「ま、なんとかしますんで入れてください!」とお願いし、帰り道の駅で夫に「行くことに決めたし月に一度子供のお世話をお願い」とメールしたのを覚えてます。

迷いが一切なかった。
育休に入るのでお金もなかったんですけど、帝王切開が決まって「あっ保険金が入るわーラッキー!」ってことで、講座代にまわしました。

その時の決断は間違いなかった。
本当に通ってよかったと思ってます。
通ってなかったら、今の仕事はなかっただろうなぁ。
というか、今頃なんの仕事をしてたんだろうってくらい。

毎月、大人の勉強にしてはなかなかの宿題が出るんですけど、乳飲み子を隣に寝転しながら、ひたすら絵の具で混色をする。
もう楽しくて楽しくて。
出産した月も結局1回も休まずに通学しました。
さすがにみんなにびっくりされました。
わたし、色の世界が好きで仕方がなかったんです。

今まで建築の世界で10年以上いましたけども、正直自分の能力に限界を感じていたんです。
いつも流れ作業のようにこなす業務。
とりあえず無難に仕上げるには、選ぶ建材はいつものあれ。

壁はもちろん白いクロス。
自分のセンスに自信がないから、新しいことに挑戦するのが怖い。
新しい提案ができない。
周りの同僚たちも同じでした。

アカデミーでは色の理論を知り、ひたすら絵の具を混色したりアウトプットのトレーニングをすることで感覚も身につけました。
センスとはトレーニングなんだと思います。
1年で学んだことは、理論だけでなくてわたしの感覚となって染み付いてます。
今となっては、それまでよく勘だけで設計してたなって思います。

今は現場でフル活用してます。
もう、「ただただ無難な色」は卒業しました。

「さすが、選んでくれた内装すべて、心地いいわー。主人もインテリアのこと全然わからんけど、違うってことはわかるみたい。ただただ心地がいいの。」先日もお客さんがそう言ってくださって、わたしも感動ひとしおです。

あの時、躊躇せずにピンときて勉強する!と決めて本当によかったなと思うのです。

そして、今年はわたしの15年の建築現場キャリアとカラーメソッドとこれからの働き方と、そんな集大成をオリジナルセミナーにしてお届けしようと準備中です。
ただ、ノウハウを教えるだけじゃなくて、建築やデザインという職種の中で、「理想の働き方」という同じ志を持った仲間を増やしたい。
次の運命の出会いを求めて。

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記事を書いている人

┃武田恵以子(たけだえいこ)
「人と人とのご縁を繋ぐ場所」を作ることをミッションに掲げ、新しい発想や文化が生まれるような場作りを目指して、企画・空間デザイン、住宅インテリアデザイン、リノベーションデザインのオンラインコンサルティングをしています。
┃官公庁、建築設計事務所勤務を経て、2019年より、いろりデザイン室主宰。一級建築士/建築カラープランナー®️